WordPressが真っ白!?初心者こそ慌てずに落ち着いて確認しよう

*本記事はアフィリエイトプログラムを利用しています。

wordpress関連

どうも!しんのすけ⁺²です。

WordPressでよくある失敗というか、WordPressが真っ白になってしまったという経験がある方結構多いんじゃないかな?と思います。

そんな時にパニくってしまい、色々と設定をいじった挙句さらなる深みにハマってしまう…
なんてことにならないように、トラブルが起こった時には慌てず、原因をひとつづつ洗い出していくことをオススメします。

ブログ記事をコツコツ書いてきて、いきなり今までの記事が真っ白になって見られなくなってしまったら
それはショックですよね。

予め、「こういうトラブルがあるんだな…」ということを知っておくだけでも冷静になれるので今回の記事を見ておいてくださいね。

WordPressが真っ白になる原因とは?

原因として考えられるのが

  1. テーマ(PHP)の編集
  2. プラグインの編集(アップデート関連)
  3. キャッシュファイルが邪魔をしている

上記の問題がほとんどのようです。
従って、一つづつ見ていきましょう。

まず最初にやるべきことは「確認」

WordPressが真っ白になってしまったということは、何らかのエラーが発生しているということです。

しかし、WordPressはデフォルトでエラーメッセージを表示しないよう設定されています。
その設定を変更し、エラーメッセージを表示させることからまずは始めましょう。

お使いのFTPソフトを起動して、WordPressがダウンロードされているファイルを探してください。
ちなみに「FTPソフト」がどういうものか分からないという場合はこちらの記事を参考にしてください。

ファイルアップロードに必要なFTPソフトの使い方について初心者にも分かりやすく解説します

以下はFTPソフトを起動した図です。

そのダウンロードしたファイルの中に【wp-config.php】というファイルがあるので、探してそれを編集します。
(僕の場合はhttps://businessrise-bloom.com/なので、その中のpublic_htmlから見つけます。
ちなみにwp-config.phpを編集するにはテキストエディタソフトが必要です。
もしなければこちらからどうぞ【TeraPad
注意書きにも書いてありますが、メモ帳機能では編集してはいけません)

 

その中の、
define(‘WP_DEBUG’, false);
という記述を
define(‘WP_DEBUG’, true);
に変更してください(もしなければ、末尾にあるrequire_once(ABSPATH . ‘wp-settings.php’);よりも前に追記してください)

エラーが表示されたら

エラーが表示されたらその原因を探っていきましょう。

原因1.テーマ(PHP)の編集が原因の場合

1)Parse error: syntax error, unexpected … 

と表示される場合には、構文エラーです。例えば、改行や括弧の括りがおかしくないかなど確認しましょう。
抜けていたり、違っている場合などよく見ないと分かりません。

構文エラーは、主としてソースコードにおける記述ミスが原因で発生する。 よくある例としては「単純なスペルミス」「カッコの閉じ忘れ」「カンマとコロンの取り違え」「変数名を宣言していない変数の使用」「引数の個数、データ型の間違い」「変数・定数名の二重定義」が挙げられる

2)Fatal error: Call to undefined function …

未定義の関数が呼び出されたというエラーです。関数が記述されているべきファイルが読み込まれていなかったり、ファイルが破損していた場合に発生します。

3)Fatal error: Cannot redeclare …

定義済みの関数を再度定義しようとした場合に発生するエラーです。プラグイン同士が同じ関数名を利用しようとした場合などに発生します。

原因2.プラグインの編集(アップデート関連)が原因の場合

主な原因は以下となります。

  1. プラグイン同士の互換性(プラグインが同じ関数を読み込もうとして失敗してしまうケース)
  2. WordPressをバージョンアップしたが、プラグインが新バージョンに対応できていない

上記エラーメッセージの
Fatal error: Call to undefined function …(前項”2)”を参照)
Fatal error: Cannot redeclare …(前項”3)”を参照)
が発生した場合はプラグインが原因である可能性が高いです。

プラグインを有効化してすぐに真っ白になった場合は1、
(一番最後に有効化したプラグインが原因ということ。もし仮に複数のプラグインをインストールして有効化したという場合は一つづつ確認する作業が必要になります)

WordPressのバージョンアップで真っ白になった場合は2の原因が考えられます。

いずれの場合も、プラグインを停止することで、とりあえずは真っ白状態から回復させることができます
管理画面に入ることができなくても、FTP上で作業が可能です。

プラグインに関するデータが入っているフォルダ「plugins」を「_plugins」など名前変更しましょう。
(どこにファイルがあるのか見つけられない方のために解説すると、任意のブログアドレス(僕の場合ならhttps://businessrise-bloom.com/の「public_html」→「wp-content」から「piugins」を見つけ、「piugins」を「_piugins」に変更します)

 

変更すると、(元に戻すまで)プラグインファイルを読み込めなくなるのでサイトの表示が復活します。

その後、次のように直します。
1の場合は、問題のあったプラグインを削除→pluginsフォルダの名前を元に戻す(変更した「_piugins」を「piugins」に戻す)

2の場合は、WordPressをダウングレード or プラグインを見なおす→pluginsフォルダの名前を元に戻す(変更した「_piugins」を「piugins」に戻す)

捕捉

WordPressのアップデートは、WordPressの管理画面からワンクリックですぐにアップデートできますが、
ダウングレードはサーバーのデータを手動で入れ替えないといけません。
ややこしいですが、もし、不具合が起きた場合はやらねばならないのでやり方を記載しておきますね。

ここでもFTPソフトを使うことになるので以下を参照してくださいね。

  1. 以前のバージョンのダウンロード
  2. データの削除
  3. アップロード
  4.  ダウングレードできたか確認

という手順になっています。

その1.以前のバージョンのダウンロード

アップデートする前のバージョンをダウンロードしておきます。
ちなみにこちらからバージョンの確認をしておいてください。

ダウンロードして解凍しておきます。

その2.データの削除

現バージョンのデータを削除します。が、ここで一番大事な話をします。それは…

消すデータを間違えないこと!!です。
ちなみに間違って消してしまった場合はどうなるのかですが、今まで書いてきたWordPress記事はもちろんのこと、画像やログインができなくなってしまうという弊害が起こるのでご注意くださいね。
(もちろん、万一の場合に備えてバックアップを取っておきましょう)

では、どのデータを削除するのか?ですが、以下を参照。

  • wp-content
  • .htaccess
  • sitemap.xml
  • sitemap.xml.gz
  • wp-config.php

で、そのデータはどこに?という話になるわけですが、それは下図を参照。

右側のサーバー上のファイルを消すので間違えないようにします。
削除が終わったら次に進みます。

その3.アップロード

必要なデータを転送する前準備として「以前のバージョンのダウンロード」の段階でダウンロードしておいた解凍データを使います。
上図の左側の「パソコン(ローカル)ファイル」上でダウンロードしたデータをFileZilla上で開きます。

【wp-content】以外のファイルを全てサーバーにアップロードします。
(アップロードする場所ですが、元々の削除したデータの部分にドラッグ&ドロップでOKです)

その4. ダウングレードできたか確認

データのアップロードが完了したら、WordPressの管理画面にアクセスしてみましょう。
「データベースの更新」を促されるので、それにそのまま従ってボタンをクリックしてください。

これにてダウングレードは完了となります。

原因3.キャッシュファイルが原因の場合

キャッシュ系のプラグインを入れている場合は、それが原因になることがあります。
カスタマイズなどをしておらずに突然真っ白になった場合は、キャッシュファイルに問題があるかもしれません。プラグインを確認し、キャッシュファイルを削除してみてください。

ちなみに「キャッシュファイルの削除方法」ですが、

chromeの場合

Chrome を起動し、ウィンドウ右上の「Google Chrome の設定」ボタン
→その他のツール
→閲覧履歴を削除 を選択します。

すると、

「基本」と「詳細設定」が選択できますので「データを消去」をクリックします。
ただし、このままだとcookieももろごと消えてしまうので注意してくださいね。

キャッシュファイルのみを消したい場合は「詳細設定」の

「キャッシュされた画像とファイル」のみを選択し、「データを消去」します。
他に消したいものがあればチェックボックスにチェックを入れて「データを消去」します。

捕捉

Cookie(クッキー)とは:ホームページを訪問した ユーザーの情報を一時的の保存する仕組み、またはそのデータです。ID、パスワード、メールアドレス、訪問回数などが ユーザー情報として保存されます。これによって再訪問したときに ユーザーを特定し、情報を入力する手間が省けます。ショッピングサイトに訪問したとき、すでにログイン状態になっている、以前カートに入れた商品がそのまま残っているのは、Cookie機能がはたらいているからです。

キャッシュとは:閲覧したWeb ページの情報を一時的に保存する機能です。キャッシュデータを保存しておくと、2回目に同じWeb ページに訪問したときに表示するスピードが上がりより閲覧しやすくなります。

つまり、cookieを消してしまうとログイン履歴そのものが消えてしまい、パスワードなどをまた入れ直す必要が
あるということです。
次にキャッシュデータを消してしまうと最適化してページを表示していたものがクリアになってしまうので、閲覧に消去前よりも少し読み込みが遅くなるというデメリットがあります。

まとめ

WordPressでのトラブルの代表例とも言えるのが今回記事にした「真っ白になる」という現象です。

いきなり記事が表示されなくなったらはっきり言って焦りますよね。
トラブルには必ず原因があるので、慌てずに確認して欲しいと思います。

特に初心者さんは慌てるとどうイジったのかすら分からなくなるくらいこじらせるので(体験済み(笑))
いったん落ち着きましょう。

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