どうも!しんのすけ⁺²です。
あなたの記事は読まれていますか?
メルマガにせよ、ブログ記事にせよターゲット設定というものが何より大事になります。
誰をターゲットに書いたのかをしっかり念頭に置いて書かないと
書いた内容が読者さんに伝わらずに結局誰にも届かない記事になってしまう恐れがあります。
ついつい記事を書くことを一番の目的にしてしまいがちですが、
読んでくれる相手(読者さん)がいてこその記事ということを忘れないようしてください。
とはいえ、おれもターゲットに関してはまだまだ勉強中の身。
書いた記事が届かないなんて話はよくあります。
今回は初心者の人にも分かりやすいようにターゲット・コンセプトをしっかり決められるようになるための
考え方の紹介をしていきます。
こんな人にオススメ
- メルマガ・ブログの記事をどうやって書いていいか分からない人
- ターゲットって何か曖昧な人(どうやって決めたらいいか分からない人)
- 記事を書くことだけが優先になってしまいターゲットに配慮した記事が書けない人
ターゲット・コンセプトとは?
ネットビジネスにおいてターゲット・コンセプトはどのように記事を書くか、
その記事を誰に読んでもらいたいのかを明確にしておくこと。
言わば計画書のような存在です。
ちなみに、ターゲットとは
あなたがどのような相手に相手に届けたいかを決めることです。
後で詳しく書きますが、サラリーマンをターゲットにするのは良いのですが、
それでは幅が大きすぎるので注意しておいてください。
コンセプトは
簡単に言うと、どのような方向性で情報を発信するのかというテーマのようなものです。
この部分が【切り口】となってあなたの情報にあなただけの味を足すことになります。
これも後で詳しく解説しますね。
ターゲットに関して重要なのは【何を伝えたいか】
ターゲットを考える上で一番重要なのが、相手の事。
そう、読者さんのことです。
あなたが知りたい情報を検索する場合に一番先に考えることは何でしょう?
必要な(知りたい)情報が載っているか
ぶっちゃけこれだけじゃないですか?
書き手の事なんてこれっぽっちも考えませんよね?(笑)
つまりある意味で読者さんは利己的だということ。
そりゃそうですよね、おれらだって調べ物をする際には必要な情報が載っているかいないかだけで
判断しますから。
なので、重要視すべきは読者さんが何を知りたがっているか?
つまり、読者さんのお悩みは何か?を知ること。
必要なことが書かれていない記事を読む時間はおれらにはないワケです。
それと同じく読まれない記事をいくら書いても意味がないという事。
読まれない記事をいそいそと書いている時間ありません。
ターゲットがしっかりしていない記事は確実に読まれない
メルマガの場合はブログと違って検索されることはありません。
直接読者さんのメールボックスに届くとはいえ、興味のないものまで読んでくれはしません。
タイトル(キーワード)を見てすぐに自分に必要な情報かを判断されるので、
必要のない情報ばかり届くのであればメルマガを解除されてしまうでしょう。
ターゲットを念頭に置いた記事作り
ターゲット・ターゲットとは言いますが、実際にどうやって決めるのが良いと思いますか?
冒頭で「サラリーマンをターゲットにするのは良い」と書きましたが、
それでは広すぎるといった意味をここでご紹介します。
ターゲットを決める際に必要なポイントは
- 深堀り
- どこの誰が悩んでいるのかをより詳細に
- 上記の2つの人が求めているものは何か
1.深堀り
深掘りとは、一つの内容を多角的にみていくこと。
例えばさっきのサラリーマンをターゲットにする話ですが、
ただのサラリーマンでは広すぎると書きました。
サラリーマンを深掘りすると、年代・性別・状況(既婚・未婚・子供いるなし)・仕事・趣味・思考・地域性などでより深く考えていけます。
あなたのターゲットはどんな人ですか?
20代と50代では置かれている状況も違いますし、問題も変わります。
北海道在住と東京在住では価値観が違ってくるし、
周りの環境も全然違います。
手に入れられる情報も違います。
また、ライバルという観点からも都会ほどライバルが多く、地域ほどライバルが少ないということもあります
(まあ、ネットにつながればどこにいても同じと言ってしまえば同じなんですけどね)
男性と女性ではライフスタイルにも大きな違いが出てきますし、
悩み自体も違います。
土方の人と証券マンとでは全く世界が違いますし、考えていることも悩みも全然違います。
これだけでも悩みの範囲は全然異なってきますね。
あなたのターゲットはどんな人ですか?詳しく考えられるようになるヒントになりましたか?
2.上記の人が求めているものは何かを考える
こちらも冒頭で【ターゲットがしっかり決まっていない記事は読まれない】という部分にもかかってきますが、
タイトルや記事内に読者さんの目を惹く【キーワード】(思わずクリックしたくなるようなキャッチコピー)
を文章内にちりばめるには【読者さんがどんなことを求めているかを知る必要があります】
例えば、【脱サラ】【収益の自動化】【人間関係からの解放】【通勤時間0】【気ままに在宅ワーク】
【パソコン1台で】【旅行しながらビジネスができる】とかでしょうか。
頭で考えても中々慣れないうちは浮かんでこないので、紙に箇条書きで書く習慣をつけるのが良いとも思います。
いわゆる「見える化」ですね。
視覚的に書き出されたものはパッと見しやすいし、書き出す作業自体でアイディアが浮かんでくることもメリットの一つ。
おれなんかは行き詰まったりしたときはとりあえず紙に書き出して整理します。
IQが高い人なら頭の中で整理できるのでしょうけど、普通人のおれでは手一杯です。
ちなみに、紙に書き出す時に気を付けるべき項目はこちらにまとめてあります。
コンセプトに関して重要なのは【どんな未来を手にしてほしいか】
コンセプトは設計図のようなものと言いました。
サラリーマンの人に対して【どんな未来を手にしてほしいか】を提示してあげましょう。
ここでも切り口が物を言います。
コンセプトが曖昧だとせっかくのターゲットが決まっていても十分に効果を発揮できない可能性があります。
野球に例えると、コンセプトはストレートで攻めていくのか、
変化球で打たせて取るのかといったようなアプローチの仕方のようなものです。
手にしたい理想の未来は人それぞれ違います。
収益化を自動化させ、旅行に行きまくるのが夢という人もいるでしょうし、
脱サラを目指す人がいればお小遣い程度稼げればいいと思っている人もいます。
はたまた、人間関係で精神的に疲れてしまっているので、
嫌な人とは関わらないことをゴールにしている場合もあります。
どのような手法であなたはターゲットにネットビジネスで成果を上げて欲しいのでしょう。
脱サラするにしても、自分が中心になって働き続けて人を雇い事業を拡大していきたいのか
(社会的に成功したいのか)
収益の自動化をして生活コストを稼げればそれでいいのか(人とはあまり関わらない形)
それともその中間なのかでアプローチの仕方も変わってきます。
あなたなら上記の3タイプのどれがお好みですか?
おれ的には2番目の【収益の自動化で悠々自適な暮らしをしたい】タイプですね。
もし、あなたがおれと同じようなことを考えているのなら、きっと気が合いますよ。
それぞれ一言で言えるくらいの短さでちょうど良いという事を覚えておいてください。
考えるだけで記事を書く手が止まっては意味がない
あくまであなたのターゲットが何を求めているのかを考えて記事を書くのがポイントですが、
ここで一つ迷路にハマる罠があります。
それが…
「しっかりターゲット・コンセプトが決まらないと記事を書いちゃいけないの?」
ということ。
確かに、しっかりターゲット・コンセプトが決まらないと記事は読まれないと書きましたが、
肝心の発信すべき記事がないのでは本末転倒です。
その場合は書きながら考えましょう。
メルマガの場合は一発勝負ですが、ブログの場合は何度でも書き直すことが可能です。
ぶっちゃけメルマガの記事を後で記録用に記事に打ち直すこともできます。
過去のメルマガを読みたい人はこちらからどうぞ、みたいに。
記事を書きなれない場合はまず記事を書くことを優先する。
更新に慣れてきたら徐々に質(ターゲット・コンセプトのことを考えていく)を上げていくというのが
正しい進め方になります。
では最初の段階でターゲット・コンセプトが曖昧な場合はどうするのか?
ですが…
過去の自分(をターゲットとして)に対して書くという事がポイント。
過去の自分が何に悩んだのか、何に躓いたのか、何に苦労したのか、何ができなかったのか、
何に時間を取られたのか、その時どんなサポートがあったら助かったのか、その時どうやって乗り越えてきたのか、
誰かに相談できる環境だったのか、などなど。
ダメな例
ターゲットを決めなさいと言われてとりあえず的に決めることになると思うのですが、
以下のようなものは基本的にダメです。反応が取れない場合が多いです。
- ターゲットが広すぎる
- 自分の書きたいことを書いているだけ
ダメな例1.ターゲットが広すぎる
最初にサラリーマンをターゲットにするのでは広すぎるといった理由について考えてみましょう。
この部分がおれ自身かなり理解できなくて大変でした(まだ不十分ですけど)
一口にサラリーマンと言っても色んな職種があります。
高給取りの人もいればそうでない人もいるし、
人と関わるのが仕事の人もいれば、コツコツと手作業でモノを作る仕事の人もいます。
人と関わるのは好きだけど、話のかみ合わない人は苦手だという事もあるでしょう。
人と極力関わりたくないという人だっています。
あなたがまずはどのタイプかを読者さんに提示して、共感を得る、または興味付けをする必要があります。
例えばどういう状況(30代既婚)なのか、どういった時に悩んだのかリアルな人格をそこで作るんです。
だから、仮ターゲットは自分自身にすると悩みが分かりやすいと書いたのです。
ダメな例2.自分の書きたいことを書いているだけ
ここは今でも耳が痛いのですが、この記事内でさんざん【読者さんが知りたいこと・悩み事を解決できるよう書く】
と書いてきていますが、意識できていずに自分が書きやすいこと、知っていることを書いてしまっています。
おれ自身比較したり、調べるのは元来苦手(というかほとんどやっていなかった)なので、
どうしても【自分ルール】で記事を書いてしまう癖があり、中々それが抜けきれないので困っています。
相手の事を想像して、悩みを紙に書き出してしっかり対策することが必要になってきます。
同じことを繰り返していてもその深度・中身は違う
ネットビジネスでやっていくことは本当に地味です。
派手に稼いでる人だって、地道な積み重ねや反復作業、準備を念入りに行っています。
時に同じことを指導されたり、
できていると思っていても全然違う解釈で間違ったままだったりなんてことはザラにあります。
時に昔読んだ本を今読み返すと、その当時は刺さらなかった部分が新たな気づきとして
ハッとなることってありませんか?
その本に書かれていることって内容は変わってはいないのに、
影響を受ける部分が違うのは【あなたの中の情報の理解の深度が変わったから】です。
例えるなら、若いうちは親の言うことが理解できなくても年を取って自分が親になったり、
同じような状況に直面した時にハッとなることって大いにありますよね。
「あーあの時親はこういう気持ちだったんだ」
「こんな苦労をしていたんだな」
など気づきがあるほど人は成長できるんです。
この記事の振り返り・ポイント
- 読まれる・反応の出る記事を書きたいならターゲット・コンセプトを明確にすること
- まだ記事を書くのに慣れていない場合は過去の自分を仮ターゲットにすること
- 記事作成が優先的
- ターゲットのことを考える場合は紙に書き出すこと(詳しければ詳しいほど良い)
- コンセプトはどのようにして目的を達成して欲しいかを考えること
まとめ
ターゲット・コンセプトについての記事でした。
第一線で活躍している人ですら時々ターゲット・コンセプトが曖昧になり全然商品が売れなかったなんてことが
ありえます。
多少文章が拙いものであっても、「この人に届ける」とターゲットがしっかり決まった記事の方が
読者さんに読まれます。
また、多くの人に読んでもらいたいと思うのは自然な感情ですが、
ターゲットが大きくなりすぎると自分よりも成果を出している人の方が基本的に企画力・集客力は上です。
初心者が結果を出しやすいのはニッチ(ターゲットをしっかり絞った対象)な層だということを
忘れないようにして記事を書いてみてくださいね。
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