どうも!しんのすけ⁺²です。
今回はWordPressに必須のプラグインについての記事です。
SEO対策というネット上での検索エンジンの最適化を図るための方策です。
あなたもネットで検索するときに調べたいことの「キーワード」を打ち込みますよね?
そうした検索に引っかかりやすい環境を整えるために最適なプラグインが、今回記事にしているAll in One SEO Packというプラグインになります。
設定自体も結構煩雑なので、初心者の方が使いこなすのは難しいと感じられるかもしれませんが、最低限の対策をするだけでも大分違ってくるのでこの記事を見ながら設定してみてくださいね。
All In One SEO Packについて
WordPress を使うなら必須と言えるプラグインがいくつかあります。
その中でも、All in One SEO Pack は非常に重要度が高いです。
なぜなら、このプラグインは、WordPress の集客を成功させるために欠かすことのできない要素がいっぱい詰まっているからです。
ざっとあげると
・SEO のメタ要素の設定
・ソーシャルメディアの拡散効果を上げる OGP の設定
・クローラーの巡回を促す XML Sitemap の設定
というのがあります。
*SEOとは?:”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です。 検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを指します(検索キーワードを設定したり、記事の露出を増やす試みなど)
*OGPとは?:「Open Graph protocol」の略称です。 FacebookやTwitter、Google+、mixiなどのSNSでシェアされた際に、そのページのタイトル・URL・概要・アイキャッチ画像(サムネイル)を意図した通りに正しく表示させる仕組みです。
*XML Sitemapとは?:ウェブサイト内の各ページのURLや優先度、最終更新日、更新頻度などを記述したXML形式のファイルです。このクローラーはリンクを辿って巡回する方法が一般的ですが、XMLサイトマップがあればそれも参考にしてウェブサイト内の各ページを巡回します。
All in One SEO Pack の概要について
インストールの手順としては他のプラグインで解説していますのでそちらを参考になさってください。
大きく分けて3つの分類となります。
- 全体設定
- XML Sitemaps の設定
- ソーシャルメディア・タグの設定
の3つです。
やるべき設定について
1.全体設定(一般設定)
まずは左画面に表示される「All in One SEO」から
「一般設定」を選択し、設定を開始します。
設定する項目としては以下の9つです。
- トップページのタイトルとメタタグの設定
- メタキーワードに関する詳細設定
- 検索結果に表示するタイトルの設定
- カスタム投稿用の設定
- ディスプレイの設定
- ウェブマスターツール(現:サーチコンソール)の認証
- Google+との連携とアナリティクスの設定
- noindex の設定
- 高度な設定
1)トップページのタイトルとメタタグの設定
最初に行うのは、トップページのタイトルとメタタグ(ディスクリプションとキーワード)の設定です。ここで設定するタイトルとメタディスクリプションは、下図のように検索結果に表示されるので、とても重要です。
上の大きめの文字がタイトルですね。赤枠で囲ったところがディスクリプション(記事の要約)です。
*メタタグ:htmlページの<head>~</head>内に記述される、ページの各種付加情報を
定義するタグです。
*ディスクリプション:ページのタイトルを表すタイトルタグや説明文を表すものです。
・ホームページ設定
そして、それをどのように設定するのかという部分ですが
「ホームタイトル」で表示したいタイトル名を設定(表示の通り基本は記事タイトルそのまま表示されます)
「ホームディスクリプション」で同じく表示したい記事の説明文を設定します。
デフォルトの設定では記入した文字がそのまま表示されますが、文字数がオーバーしていたりキリが悪いとちょっとカッコ悪いので整えたりすると良いです。
2)メタキーワードに関する詳細設定
ここでは、上図のように「キーワードを使用」にチェックを入れ、以下のチェックボックスのチェックは全て外しておきましょう。
「利用」にチェックを入れないとページごとの SEO キーワード設定ができなくなること。また、「キーワードを使用」以外のボックスにチェックを入れたままにしていると、各記事のメタキーワードが自動生成されてしまうためです。
作成するコンテンツのメタキーワードは、基本的には1つに絞りたい(多くても2つくらい)ので、手動で設定するので、このメタキーワードの自動生成機能は不要だと思われます。
*メタキーワードとは?
ページ内のトピックを分かりやすい単語にして、カンマ「,」区切りでmeta keywordsタグで指定します。 メタキーワードは、基本的に検索ユーザーの目に触れることはないため、主に検索エンジン用の記述となります。現在のSEOでは、コンテンツの質が重要で、その上で検索エンジン向けに内部SEOを行う必要があります。
例えば、温泉に泊まりたい場合安く泊まりたいですよね。
そうすると、「格安」「温泉」などのキーワードを検索にかけると思います。
そこで使ったキーワードがそのまま「メタキーワード」として使われていた場合、検索に引っかかりやすくなるということです。
3)検索結果に表示するタイトルタイトル設定
Googleの検索結果ページに表示されるタイトルを設定するための項目になります。
しかし、今では、検索結果ページに表示されるタイトルは Google 側が調整するようになっているため、「利用停止」の部分にチェックを入れておきましょう。
タイトルを大文字にするのは好みで考えてOKです。
4)カスタム投稿タイプの設定
WordPressの機能の一つであるカスタム投稿のSEO 設定を行うところです。カスタム投稿を使う予定がある方は以下のように設定してきましょう。
ちなみに、カスタム投稿が何か分からない場合はそのままでいいです。ちなみに僕は使っていません。
詳し知りたい場合はこちらもご覧くださいね。
WordPressでカスタム投稿タイプを作成する方法【初心者向け】
5)ディスプレイの設定
WordPressでコンテンツを作成する時にSEO設定メニューを追加するためのものです。
(詳細は後述)
SEOコンテンツの作成において、この機能は必須なので、「投稿」と「固定ページ」には
必ず有効にしておきましょう。しかし、メディアやコンタクトフォームはSEOで上位表示させる必要性はないので、チェックをつけなくても良いです。
(こちらも僕は使っていません)
6) Search Console(旧ウェブマスターツール)設定
すでに、アナリティクスの設定ができていれば関連付けができていると思いますが、
そうでない場合(特に初心者には難解)は手順を踏まなければなりません。
Googleの「Search Console」のページを開き、設定をします。
「ヘルプ」から「ユーザー、所有者、権限の管理」を選択します。
上図のような項目を見つけてください。
その中から「確認の詳細ページ」をクリックして以下のページに飛びます。
HTMLタグで確認する場合
赤枠をコピーして、サイトの(HTML)ページに貼り付けます。
具体的な場所としては、HTML記述(テキスト形式)で表示されるページの一番上でOK。
その記事をそのまま公開します。そうするとGoogleさんの方で認証作業をしてくれます。
完了すると、「この方法を使用して、確認されています」と表示されます。
別方法で確認する
別の方法を使って確認する場合は、下の赤枠をクリックします。
7)Google+との連携とアナリティクスの設定
Google+のプロフィールページのURLを入れます。
Googleアナリティクスの設定もここでやっておくと楽ですね。
Googleアナリティクスの設定は別記事で解説しているのでそちらからどうぞ。
【初心者のための3分で分かるGoogleアナリティクス設定・活用法】
8)Noindexの設定
Noindexとは、特定のURLを検索エンジンにインデックスさせないようにするための
構文です。noindexの記述されているURLは、原則としてどのようなキーワードで検索しても検索結果に表示されることがなくなります。つまり、使い道が限られているので初心者にはあまり必要のない項目になるので、ここでは割愛します。
9)詳細設定
こちらもヘッダーに様々な要素を追加することができるが、初心者ほとんど使う場合はないので割愛します。
2.XML Sitemaps の設定
XML Sitemap は検索エンジンに対して、サイトの更新情報を伝え、
クローラーの巡回を促すために重要なものです。
クローラーとは:Googleなどのロボット型検索エンジンがWEB上のファイル(
図では「deactivate」になっているがこれはすでに選択されているので元々は「activate」をクリックしてください。
上図のように設定してください。
その他の設定はひとまず置いておきましょう。
3.ソーシャルメディア・タグの設定
ソーシャルメディア用タグの設定画面が表示されるので、それぞれ設定していきましょう。
ここでは、シェアされた時にデフォルトで表示する画像を設定します。
・Facebook 設定
ここでの Facebook 設定を行うことで、OGP が設定される。
*OGPとは?:Open Graph Protocol の略で FacebookやGoogle+などのソーシャル
メディアで記事がシェアされた時に表示される画像や文章を指定するもの。
意図した内容を表示するためにも Facebook の設定は次の通り行いましょう。
注:FacebookのプロフィールIDの見つけ方
プロフィールIDを知るには、Graph API Explorer にアクセスすると簡単に取得できます。
・Twitter 設定
Twitter 設定を行うことで、Twitter カードが設定されます。
Twitter カードとは?:OGPと似た技術で Twitter で独自に開発されたメタタグのこと。
記事のディスクリプション(要約)と画像が表示されるようにされた状態ですね。
こんな感じ↓↓
暗号通貨を保有するために必須なコインチェックウォレット(デジタル財布)の開設方法について#暗号通貨 #アフィリエイト #コインチェック https://t.co/XWP1etfFt8 pic.twitter.com/z09Mydk2UH
— しんのすけ+2 (@Shinnosukeplus2) 2017年12月13日
Twitter 設定は下図の通り行いましょう。
ソーシャルメディア用タグの重複チェックについて
ここでは、ソーシャルメディア用のタグが重複していないかをチェックすることができます。
All in One SEO のみでソーシャルメディア用のタグを設定していれば特に使用することはないと思われます
(All in One SEO 以外のメタタグ設定に関するプラグインをインストールしている場合にのみ使うため)
All in One SEO Packの使い方について
設定が完了すると、「投稿」や「固定ページ」を使ってコンテンツを作る時、編集画面の一番下に、
以下のように” All in One SEO Pack ” という項目が追加されます。
上図で設定すべきは、
- タイトル
- ディスクリプション
- キーワード
です。
ソーシャルメディア・タグの設定の使い方
SEOの設定が終わったら、次はソーシャルメディア・タグの設定に進みます。
「Social Settings」というタブをクリックしましょう。
すると、ソーシャルメディアで表示するタイトルや文言の設定項目が表示されるので、
下図の要領で設定しましょう。
必要なのは以下の3つ。
- タイトル
- ディスクリプション
- カスタム画像
ここで設定するタイトルやディスクリプションは、Facebookなどでシェアされた時に表示されるものなので、
少しでも多くのユーザーから興味を持ってもらえそうなキーワードを設定しましょう。
まとめ
All in One SEO Packの設定と使い方お分かりになりましたか?設定から使い始めるまでにやや骨が折れますが、
慣れてくると徐々に機能のすごさが分かってきますよ。
SEOは内容と共にブログを運営していくうえで気にしておかなければならないポイントの一つ。
検索エンジンのGoogleさんの印象を以下に良くするのか?という対策が重要になっています。
Googleさんに見つけてもらいやすくなるための【目印】のようなものですからね。
(それが「キーワード」(メタタグ)や「ディスクリプション」(記事の要約)です)
Googleさんは常に「検索はユーザーのために」というユーザー本位の検索エンジンでいようという
思考のもとに日々動いていますので(アップデートが起こるのはユーザーの検索向上のため。
たまにアフィリエイター側からすると改悪?ということもありますが(笑))、
ユーザーのためになる記事を作っていくという観点で記事を作成していくということが
地味ですが検索上位に位置できる唯一の方法だと思うので、僕らも【これを調べる人は何に困っているのか?】
ということを徹底的に考えて行動していくことが大事ですね。
ユーザー目線で書いた記事を地道にアップしていければAll in One SEO Packというプラグインはあなたのブログをさらに見やすく、SEO上強化してくれるでしょう。
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