どうも!しんのすけ⁺²です。
一般的にメルマガを書くのって難しいと言われています。
その理由の一つが、文章の構成(どうやってまとめるか)です。また、文章を書くにあたり重要とされるのは「相手に何を伝えたいのか」です。
初心者のうちは伝えるべき【内容】がしっかり書けず、伝えきる手段や力も弱いので支離滅裂になるケースが多いです。
おれが初心者の頃はとても酷かった(本当に支離滅裂で、何を伝えたいのか分からない内容)ので(笑)
これから書くあなたには気を付けていただければおれの二の舞にはならないと思います。
メルマガライティングにあたっての考え方
メルマガを読まれるにはいくつかポイントがありますが、【文章】というからには【言葉】が一番のポイントになるのはお分かりかと思います。その言葉選びについてまずは書いていきますね。
- 「言葉」を選ぶ
- 相手の求めるものを選ぶ
- 耳触りのいい言葉だけでもいけない
ライティング1.「言葉」を選ぶ
いわゆる【キーワード】です。
あなたが伝えたい読者さんというのはどんなことに興味や関心があるのでしょうか。
「稼ぎ方」を知りたいのに「勉強の仕方」を検索する人はいませんよね(もちろん勉強は必要なことではありますが、「稼ぐために必要なこと」という前提条件もあります)。
【キーワード】を詳しく考えることはリサーチのようなもの。検索キーワードはまさに「言葉」でできています。
知りたいことを検索すれば大抵の事は載っています(真偽は別として)がその情報を取捨選択できるかどうかはリテラシー(情報を読み解く力・能力)が必要ですね。
キーワード選定について詳しく知りたい場合はこちらにまとめているのでどうぞ。
ライティング2.相手の求めるものを選ぶ
ネットビジネスにおいて文字・文章こそが相手にアプローチする唯一の手段です。 ネットビジネスにおいて文字・文章こそが相手にアプローチする唯一の手段です。
それは画像・動画においても同様で、興味を引き出し、気を惹き、問題提起をする。これが一連の必要な項目です。
あなたのメルマガは相手の知りたいことがきちんと書かれていますか?読者さんが読んで分かるように書いていますか?
自分の書きたいことを書いているだけじゃダメです。相手がいてこそのメルマガ(文字コミュニケーション)です。検索にしてもメルマガを読むにしても知りたいことが書かれていないと読まれません。
ライティング3.耳触りのいい言葉だけでもいけない
- 誰でも
- 簡単に
- たった〇ヶ月で
即効性があるという演出に代表される。 とても耳触りのいい言葉ですよね。
人は楽をしたい生き物です。これは遺伝子の仕組み上仕方のないことですが中々抗えないですよね。
あなたもネットビジネスに関わって以下のような言葉を目にしたことありませんか?
例:
ネットといえばネットサーフィンくらいしか知らなかったダメリーマンの俺がたった1ヶ月でクソ会社のクソ上司の月給を 簡単に追い抜き、その後も安定して稼ぎ続けることができた驚きの手法がついに解禁!!
その恐るべき内容を期間限定で公開しちゃいます。 これを知ってしまったらあなたはもう会社勤めには絶対戻れません。その覚悟がある人だけ登録してください。
こんな風に書いてあったらついついソノ気になっちゃいませんか? 初心者でもそんなに簡単にできて、尚且つ即効性がある手法ならもしかしたら…って考えちゃうのが人のサガです(笑)
あなたもこのようなマジックワードに心を奪われたことありませんか? それほどライティングの言葉の力はすさまじい物なのです。
ここで一つ注意をして欲しいのですが、そんな“甘い話はない”ということです。
確かに耳触りの良い言葉を選べば人は集まってきます。 けれど、言った(書いた)通りの事が本当に実現できるか?という所に着目して欲しいと思います。
アスリートがどうしてあれほど人々を感動させられると思いますか? 決してそのレベルに到達するまでに一筋縄ではいかないことをおれたち自身が知っているからです。
苦しんで、それでも自分を信じて努力してきたのを本能的に知っているから無条件に感動するのです。
そこに「嘘」や「誇張」は入り込む隙間はありません。 それと同様に、耳触りのいい言葉だけで物事を判断するのは早計ということです。
あなたの発する言葉がどれだけの人に影響を与えるかを考えてみてください。 パソコン越しではありますが、おれたちが接しているのは紛れもない「人」なのですから。
文章の書き方
以上のことを踏まえた上で、いよいよ文章の書き方に入っていきます。 文章を書け、と言われてもそれができれば苦労はありませんよね?(笑)
というわけで、どういった流れで文章を書くのがいいかを下記に載せます。
メルマガの「型」
スポーツで言えば「フォーム」
武道で言えば「型」のような一連の流れです。
慣れてくれば若干崩しても良いですが、初心者のうちはその通りに書いてみてください。
- 結論から話す
- 抽象的な内容を書く
- 具体的な内容を書く
- まとめ
- 読者に問いかける(行動を促す)
色分けしているのには理由があります。それは以下を読み進めていってください。
1.結論から話す
話は結論から!
良く会話の中でもダラダラと話だけ長くて要領を得ない話し方で結局何を伝えたいのか分からない人いませんか?
また、こちらがいかに熱く伝えたい「何か」があったとしても最後まで読まなければ分からないとなると結構しんどいものです。そのため結論から伝えるようにしましょう。
文章の構成としてはよく「起承転結」が例えに出されますが 結起承転結の形にすると良いです。
まずは冒頭、「今日は〇〇について書きます」のように今回の趣旨は何なのかを冒頭に出します。
先述しましたが、何について書かれているのか分からない文章を読むのは結構なストレスになります。読んでくれればしめたもので、ほとんどの場合は離脱されてしまいます。
また、読み進めてもらうために有効なのが「導入」と言われるテーマについての話の入り口です。
リアルでも、いきなり本題にワンクッションを置く意味でもしばしばやりますよね。
メルマガを読んでくれていないということは「存在していない」と同義なのです。「読まれるために」是非、表現して伝えたい項目ですね。
2.抽象的な内容を書く 3.具体的な内容を書く
こちらはほぼ同時に書くので同系列に並べました。 主に概念的なことを表現するのに使います。
分かりやすいテーマとして、【失敗は成功の母】についてどうメルマガで表現するかを書いてみました。
【概念】失敗は成功の母 自分の実体験・感じたこと
(抽象的) (具体的)
これを例にすると(以下例文)
===================================== ==============
今日は「失敗は成功の母」と良く聞きますが、僕の経験をお話することであなたにも参考になると思ったので伝えさせていただきます。(結論)
最短で成功したければ失敗の数を多くすることです。勉強でも、恋愛でも、スポーツでもやってみないと
本当にできるのかなんて分かりませんよね? 少なくても、チャンレンジを続けることでチャンスはたくさん舞い込んできます。
恋愛でよく、想いを伝えてみる前から諦めている人がいますが、 本当にもったいないと思います。
だって、もしうまくいったら?メリットすごく大きいですよね? でも、想いを伝えずに相手に意識してもらうなんて無理ですよね?
もし、仮にフラれたとしても色んな要因があります。
①他に好きな人がいた
②まだ異性として意識されていない
③他の人に告白された後だった
④彼女も失恋した後だった
⑤そもそもあなたに興味が無い(笑)
などこういった経験をして分析をしないとせっかくのチャンスも次に生かせません。
失敗をしたからこそ、次は 相手に合わせて告白の仕方を考えることもできます。
これも経験を(失敗を繰り返さないと)積まないと行きつけません。(抽象例)
恋愛一色になってしまいましたが、これが僕が失敗は成功の母
(失敗を積むことで経験値が上がり次に良い手を考えられるようになるということ) だということを伝えようと思った理由です。(具体例)
恋愛は人生での大きなイベントです。 色んな出来事や人との関わりにより大きく成長できるものだからです。
僕の持論として「恋愛下手なやつは何もかも下手」というものがあります。
ビジネスにおいても、プライベートにしても必ず関わってくるのが ビジネスにおいても、この「人」だからです。(具体例)
失敗は人を成長させます。そして成長するからこそ経験が増え 色んなことに対応できるようになるのだと思います。
だから、失敗は成功の母と言われるのでしょうね。 是非とも、失敗を恐れずに成長のためにチャレンジしてみましょう。(まとめ)
ちなみに僕の失敗談ですがうまくやろうとするあまりどうしても カッコつけになってしまうことですね。
いじめられていた過去があるためか、必要以上に自分を大きく見せようとしてしまいます。
ありのままの自分でチャレンジしようと思います。
あなたも失敗談があれば教えてくれませんか? 意外とこういう失敗談から共感を覚えることが 自己開示のいい練習になりますよ。人となりも分かりますしね。(問いかけ・行動を促す)
===================================== ==============
読んでいて感じたかもしれませんが、 抽象的なものだけでも具体的なものだけでも何を言っているのか分かりにくいって所です。
なので、ただ概念を伝えてもいまいち伝わらないけれど、あなたの具体例を加えることで あなたらしさが加味されオリジナリティが出ます。
よく文章が書けないからと言って丸パクリする人がいますが自分らしさがないためものすごい違和感を覚える内容になってしまいます。(パクリはダメですよ)
4.まとめ
今日のメルマガをまとめると、つまりこういうことです。 ともう一度言いたいことを冒頭部分の回収を含めて話します。
こういうことを伝えたかったので(結論) 抽象例と具体例を交えてお話して(抽象例・具体例)
ここを分かってもらいたかったんですよ!(まとめ) (例文で表していますのでご確認を) という風にまとめます。
5.読者に問いかける(行動を促す)
意外とこれを忘れていることが多いです。 「今日のメルマガどうでしたか?良かったら返信くださいね」「あなたの体験談を教えてくださいね」など
問いかけを必ずしてください。読者さんからのアクションをもらうのが一番の狙いです。
・考えてもらう、意識に残す アクションを促す言葉をしっかり加えてください。
例えば、「買ってください」とか「感想ください」とかです。
こちらから促さないと読者さんは反応してもいいのか分からないのです。
「忙しそうだし…」 「返信くれないかも…」とか思われてて反応がないのが一番悲しいですよね。
・相手に返信のキッカケを与えることにもなる
なぜ、メルマガを書くのか。これは反応をもらうためです。集客で読者を集めた後、次にやることは読者さんとの交流です。
ここの段階はいわゆる“教育“という段階ですが、「教育」というと上から、
とか言葉が嫌いという反応もありますが、正しくは「正しい価値観を知ってもらう」ということです。
よくありがちな話ですが安易に稼げるとかいった言葉を乱用する人は、「教育」ではなく、「洗脳」しようとしているということを覚えておいてください。
マジックワードでも書きましたが、即効性のあるものはありません。 あったとしてもすぐに陳腐化しすぐに使えなくなってしまうものばかりです。
まとめ
今回はメルマガにおいてのライティングについて書いてきました。
初心者が陥りがちな「独りよがりのメルマガ」「支離滅裂で要点を得ないメルマガ」を避けるための文章内容と構成についてまとめました。
「型」はガイドラインのようなもので初めのうちはその形で書いていき、慣れてきたらバランスを取って離れていくのがオススメです。
まとまらないからと、書くのを止めるのではなく、一度書いてみてから直していく方がガンガンレベルアップしますし、何が悪いのかも見えてきます。
文章は数稽古です。今結果を出している人もいきなり上手に書けたわけではないのですから、少しづつ進めていきましょう。
コメント