どうも!しんのすけ⁺²です。
突然ですが、あなたは文章を書くのは得意ですか?得意ならば問題はないのですが、苦手意識を持っている人の方がきっと多いのではないかと思います。
そこで、なぜ文章を書くのが苦手なのか。また、文章作成が苦手なあなたでもスラスラと文章や無料レポートが書ける方法についてご紹介していきます。
文章を書くことに苦手意識を持っている人の特徴
言葉や文章は人だけが持っている優れた伝達手段です。文章があるおかげで思っていることや情報を伝えることができ、またその言葉の持つ意味や重みで細かなニュアンスなども伝えることができるのです。
では文章を書くのが苦手な人というのはどういった特徴があるのかというとそれは以下。
- 伝えたいことが明確でない
- どうやって伝えればいいかが分からない
- 日ごろから文章に触れていない
- 語彙力不足
苦手1.伝えたいことが明確でない
文章の真の目的とは【相手に何かを伝えること】です。
従って、何を伝えるのかが明確になっていない場合(無料レポートやメルマガ・ブログでも同様)は書き出せなくなるのです。
また、複数のポイントを伝えたい場合は内容が取っ散らかってしまったという経験をお持ちの方も多いでしょう。その場合のルールが一つ。
【1記事1テーマ】です。
WordPressを例にとると、WordPress自体はやることがかなり多いため「構築」なのか「プラグイン」なのか「SEO」なのかハッキリ絞らないといけません。その上で「初心者向け」なのか「構築はできるがトラブルに弱い」のか、「上級者向け」なのかで伝えるべき内容は全然違います。
【1記事1テーマ】を守らないとどうなるかで言うと、WordPress向けの記事を書く際のタイトルで説明しますね。
【初心者から上級者までWordPressの構築から入れるべきプラグイン、SEO対策までぎゅっと詰めたトラブル対策マニュアル】のような摩訶不思議なタイトルになってしまいます(笑)
ちなみにこのタイトルであなたがWordPressの問題で困っているとしてアクセスしようと思いますか?という話。きっとしないですよね。
伝えたいことがあっても一つに絞らないと結局何が言いたいのかが分からない文章ができあがり、それは誰の目にも止まらずにないものとして扱われてしまいます。
無料レポートやメルマガ・ブログにおいてはキッチリ伝えたいことを絞って書くことが重要です。
苦手2.どうやって伝えればいいかが分からない
伝えたいことが複数だったり話のポイント(自分が本当に重要だと思っている所)が見つからない場合がこれに当たります。情報の整理ができていないために手を付けられないパターンです。
例えば素材があってもどうやって調理したら料理になるのかをイメージできないケースです。カレー屋さんを始めたくてお店のコンセプトを作るのに「とりあえず美味しいカレーを提供したい」と曖昧になってしまうようなものです。
カレーの具材はたくさんありますが、スパイスにこだわるのか、メイン(肉や野菜・魚)にこだわるのか、種類を豊富にするのか、1つを極めつくすのかなどなど色んな選択肢がありますよね。
そのどれを選んでも正解ですが、あなたがそれを決めないといけません。「スパイス」ならスパイス、具材の「豚」なら豚と重要視するポイントをしっかり決めましょう。
あれやこれやと決めきれずに最初に言った【とりあえず美味しいカレー】となってしまうと何にも珍しくない平凡なカレーが出来上がってしまう可能性大です。
何を伝えるのかを決めたうえでどう伝えていくのかをしっかり落とし込んでいきましょう。
苦手3.日ごろから文章に触れていない
漫画などはよく読むけど文字だけの文章には触れる機会が少ないというのは多いかもしれません。またSNSでコメントや投稿をする場合も多いかと思いますが、あれは短文で書くことがほとんどなので、長文(メルマガやブログのように目的を持って伝えることを意識して書く文章)ではないですよね。
テレビや動画に触れることの方が多いので、現代人は文章を読み解く力が衰えていると思います。例えば動画なら情報量は多いですが、見たまんまの印象しか得られません(想像力を掻き立てるようなものはない)、一方でラジオなどの音声での文章や文字の場合は想像を膨らませ百人いれば百通りのイメージがあります。
新聞や小説を読むことを増やすにしても限界があるので、しんのすけ⁺²でオススメのトレーニングはラジオを聴くことです。
また、文章を書く練習としてオススメなのが文章を書くよりも話す方が膨らませていくことが容易なので、スマホなどで録音してから文字起こしをしたりすることで文章力を高めることもできます。
文章をスラスラ書くための方法について
聴覚を使った方法を上記ではお伝えしましたが、アナログな方法の方が脳が活性化しやすいという話もあるので(好き嫌いや得手不得手があるため)お好みの方法でどうぞ。
タイピングよりも実際に書く動作をする方が脳にもいいらしいですよ。
苦手4.語彙力不足
「やべえ」「マジ」「神」など若者言葉に代表される一つの言葉で複数の意味を持たせることって多いと思います。
でもそれでは語彙は増えませんし、意味自体を知らないと通じない言葉もあるので注意したいですね。
漫画を読んでいると様々な言葉に触れることができます。限られたスペースで読者さんに伝えるために文字数を絞ってできるだけ分かりやすいように書かれているので、「自分が伝える側だとしたら?」という意識で読めば語彙力不足をある程度高めていくトレーニングになります。
また、(実況の)アナウンサーが日ごろやっているトレーニング法として【自分の置かれた状況を実況する】というものがあります。どう感じたのか、どう見えたのか、何を考えているのかを言葉にすることでスムーズに言葉を表出することができます。
おれらは日ごろ【雇われという牢獄】で思っていることを飲み込む習慣ばかりを強いられています。そのために言葉を口に出す機会も減っているので是非練習してみてくださいね。
ただし一つ注意点があります。文章を書くのには役立つかもしれませんがTPOをわきまえないと思わぬ事故(失言)を起こすかもしれないので、会社では慎重に発言してくださいね(笑)
効率よく伝えるための【型】を知っておこう
よく起承転結といいますが、ストーリ展開や物事の始まりなどの基本の形の事です。
コミュニケーションにおいても【相手にどう伝わったか】がとても重要ですよね。長々話した、文章を書いたけど相手に伝わってなかったのでは意味がありません。
だから、伝えるべきは【結論から】。
良い例:今日は議題が3つあります。まずは〇〇で、次は✖✖、最後に△△です。まずは最初の〇〇からですが…
というのと、
悪い例:(あれこれ状況を説明しきってから)今は話したかったのは〇〇ということなんですよね。
というのではこちらは話が二転三転して結局結論の話に辿り着くまでに時間がかかったり、余計な情報が入ってしまうケースです。
結起承転結をイメージして
結論を伝え、後からそれに付随した肉付けをしていくのが一番相手に伝わりやすく理解されやすいです。
無料レポートやメルマガ・ブログでもテーマが「継続は力なり」を伝えたいという場合は
- 継続は力なりというテーマでお話していこうと思います【結】
- というのも、おれが~という経験をしたからで【起】
- 〇〇という事例も過去にあって、あなたにも経験があると思ったんです【承】
- だから、最終的には続ける人が勝つんだという事をお伝えしたかったのです【転】
- 今回は継続は力なりの自分なりの解釈をお伝え出来たかと思います【結】
最初から伝えたいテーマや内容が決まっている(決めている)場合は非常に書きやすく文章の組み立てがしやすいことを実感できると思います。また結論を前後に持ってくることでより伝えたいテーマを強調することもできます。
先程の文章を書くのが苦手な人でも先にテーマや伝えたいことを決めないとこの通りの文章構成にならないので、【型】からズレることも少なくなります。
凝った表現はいらない
先程語彙力の話も出ましたが、難しい言葉をあえて使う必要はありません。ちなみに語彙力(ごいりょく)ですが、この言葉も難しいと言えば難しいですよね。
だから分かりやすい言葉に変換してあげるという事もとっても重要。語彙力を言い換えるのなら言葉の多さ・豊富さ(表現力)とでも変換できます。
敢えて難しい言葉で演出するケースがあるとしたら論文や小説の中だけなのでマネをしない方が賢明ですよ。
自分がメルマガやブログを読む立場になったら分かりますが、読んでても分からない文章を頑張って読むことって苦痛ですよね?学校の勉強を思い出す人も多いのでは?(笑)
それよりも知りたいことをサクッと知れるブログがあったらどうですか?まず真っ先にそのブログへアクセスしてしまいませんか?目標は読者さんにとって分かりやすい文章です。
書く側の立場で書きやすい文章ではなく読みやすい文章を目指しましょう。
「伝えた」よりも「伝わった」が大事
職場やメールでのコミュニケーションでよくある失敗・ミスマッチですが、
「それ伝えたよね(言ったよね)」とい行き違い。
伝えた側は確かに言っているのかもしれませんが、聞いた側からすると正確に情報を受け取れていないので【伝わっていない】ということになります。口頭の場合はすぐに聞き返せるのでミスを修正しやすいのですが、メモやメールの場合は伝える側がきちんと正確な情報を伝えないと良く起こりがちなミスマッチです。
このミスマッチについてはこちらの記事で詳細をまとめています。
言葉のコミュニケーションでさえ、ミスマッチが起こり得るのだから文章のみで情報をやり取りするメルマガの場合はより一層正確な表現と言葉が足りないことでミスマッチにならないように、注意したいですね。
まとめ
文章を書くのが苦手な人でも書くための順序である【型】を覚えることでそれに沿って書けばよいと伝えてきました。
今の時代文章を書けない、苦手意識を持っているとかなりの機会損失を被ってしまいます。
ライティングリテラシーを高めて文章を自分の分身のように使いこなせるように頑張りましょう。
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