どうも!しんのすけ⁺²です。
一言で読者さんに行動させるメルマガライティング法についてご紹介していきます。今回はある程度メルマガを書いてきている人が更なる反応を上げるために必要な内容について書いていきます。
そのため、初心者の方は今回は対象外とします。
メルマガは書いているのに何かが足りないと思っている場合は革新的な情報となるでしょう。
メルマガがまだ思うように書けないという初心者の方はこちらを読んでから記事を見ると理解が早いかもしれません。
メルマガライティング
では早速ですが、メルマガを書いてはいるけれども思ったような反応が得られないなんてことは多いと思います。
では、どのようにしたら反応を上げることができるようになるのでしょうか?ちょっと考えてみましょう。
メルマガはブログと違って、【キーワード検索されない】という特徴があります。
メリットもデメリットも表裏一体なのでメルマガの良いところを考えていきましょう。
メルマガの構成の特徴としては、
- タイトル
- 本文
- 行動を起こして欲しい部分
- 追伸
という部分に大まかに分けられますよね。ではこれらのパート分けでどのように書いて行ったらいいか、意識するべきポイントについて説明していきますね。
タイトル
まずメルマガはブログ記事と違って【キーワードがそれほど重視されない】というところがポイント。
つまり、良くも悪くもキーワードに縛られない表現が重要になってくるということ。
しかし、どちらにせよタイトルはパッと見で興味を持たせ開いてもらえるように一番工夫を凝らしたいところですね。
では実際にどのような部分がポイントとなるでしょうか。
キーワードがそのまま読者さんが求めているものであることが絶対条件です。
つまり、【キーワード】と【ターゲット】が合致するように書かなければいけません。
例えば、メルマガ初心者さんにメルマガの書き方を伝える記事を書く場合ブログとメルマガでどう違うタイトル付けをするのかを考えてみます。
ブログの場合
ブログの場合はある意味キーワードに忠実にタイトル決めをする必要があります。
ターゲットは【メルマガが書けなくて悩んでいるネットビジネス初心者さん】【メルマガをどうやって書くのが正解なのかを知りたい初心者さん】ですよね。
ここでの【ターゲット設定】によって書かれる内容やターゲットが大きく異なってくるので注意が必要です。
仮に上記の内容で悩んでいる人がターゲットであるなら、タイトルはこのようになります。
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【メルマガ初心者必見!すらすら書けるメルマガテンプレート】
【メルマガが最後まで読まれる率100%初心者にオススメ。正しいメルマガの「型」教えます】
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とかでしょうか。
上記のターゲットの要素を押さえて、求められている内容を想起させるタイトル付けにしてみました。
メルマガの場合
対してメルマガの場合ですが、メルマガの場合は特にタイトルの文字数に制限はありません。
ブログだと32文字内に収めないと最後の方が尻切れトンボになってしまって、全体が見えなくなってしまいます。
なので、意識すべきは少し長めでも読者さんにしっかり伝わるタイトルの方が開封率が高くなります。
ターゲットに関しては前項の「ブログの場合」と同じくメルマガ初心者さんにメルマガの書き方を伝える記事を書く場合と仮定して考えてみましょう。
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【メルマガを書く時の禁断の方法、初心者がメルマガを書く場合に知っておかなければならない3つのポイント】
【あなたは知ってる?メルマガが読まれる3つの条件と、読者さんの行動をコントロールする秘密の文章術】
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というように少しテイストを変えてみました。
いかがですか?使用する媒体の特性によって書き方を変えることで仮に同じ内容(本文)だったとしても、読者さんに与える印象がガラッと変わるハズ。を
本文(内容)
続いてメルマガの内容ですが、本文は大事なのはすでに分かり切っていると思います。なので、タイトルがしっかり決まっていれば内容はタイトルに合わせて詰めていきましょう。
本文中で重要になるのが
- 書きすぎない
- キレイに書かない
- 書きたいことは書かない
ということ。一見すると「これでどうやって読者さんの行動をコントロールすることができるの?」と思っちゃいますよね。種明かしは以下。
書きすぎない
メルマガでは先程も書きましたが【キーワードに依存しない・されない】のが特徴です。従って文章内にキーワードをちりばめる必要がありません。
つまり、必要以上に説明するといけないということ。
英語でも同じように、長文が書かれていると無意識的に苦手意識が出てきます。長々と説明されると分かりにくくなるので要領だけ教えてくれ、って思いませんか?
だからこそ、【短いコピーライティング】の技術が重要になってきます。
コピーライティングとは、一文・一言で読者さんにイメージさせるような言葉選びをしましょうという意味で捉えてもらってOK。
「買ってください!」とか「オススメですよ!」という言葉は不要。むしろ余計なものです。そんな言葉を使わなくても読者さんは必要があれば購入を検討しますし、背中を押してあげれば購入へのステップを踏んでくれます。
キレイに書かない
理路整然とした口論(ディベート)で打ち負かされると仮に相手が正しくても、「モヤっと」した気持ちが残りませんか?これと同じように「正しさ」だけを押し付けられると人は反発したくなります。例え、こちらが100%間違っていたとしても。
これが人の心理です。
美辞麗句を並べ立てられてもおれたちは感動しませんよね?それはなぜか?
人は言葉ではなく感情で動く動物だから。
ここ大事なのでもう一度言いますよ。人は言葉ではなく感情で動く動物
ちょっと考えてみてください。おれたちが心を動かされる時ってどんなシチュエーションでしょう?
よくあるお礼状のようなテンプレ感満載のメールや手紙を受け取って感動するでしょうか?しませんよね?
季節のあいさつ文が書かれた書面を見て感動しますか?これもしませんよね?
おれらが感動する時というのはキレイな言葉ではなく、感情を揺さぶられた時ですよね?
良く知る仲の友人を助けた時など、普段見せない感謝の意を込めてかしこまった対応された時、
ぶっきらぼうな人が相手の事を思いやって行動する姿勢など
相手のことを考えて行動・表現した時に感情が揺さぶられます。
文章を書くことで読者さんに行動してもらいたいのなら、自分も感情を多彩に表現していく必要があるという事。
読者さんの行動を感情を揺さぶることで「行動しなきゃ!」というように誘導していきましょう。
メルマガでは定型文(テンプレート)ではなく、あなたの顔が見えるような表現を入れていかないと読者さんも反応できないということを覚えておきましょう。
キャラもありますが、語りかける時に「宜しくお願い致します」なんて言われるより「よろしくね!」と言われた方がとっつきやすくなるのと同じですね。
自分の書きたいことだけ書かない
結論から言うと【あなたが何者でもあって読者さんには関係ない】です。
これはどういう意味か。
これにはおれがネットビジネスに参加しようと思ったキッカケについて話すと分かりやすいでしょうか。
ご存じの方もいると思いますが、おれは医療分野で活躍する国家資格保持者(理学療法士)です。あえて堅苦しく書いたのには理由があるので、このまま見ていてください。
一般的に見たら高給取りのイメージありませんか?国家資格を持って医療系の仕事をしていたら。
でも、おれの立場からすれば自由になるお金がもっと欲しいし、医療という環境で働くストレスもある。給料=対価としては相当ではないという印象があります。これっておれにしか分からないことですよね。他人や一般の仕事をしている人からすれば隠れて分からないこと。
これってターゲット設定でも良く話してきていることなんですが、悩みはその人にしか分からない。だからこそ、同じような悩みを知っている人をターゲットにすると逆にバッチリ刺さるという裏返しとも言えます。だからターゲットは自分に近い人を選ぶといいよと言われています。
改めてターゲットに関する記事はこちらをどうぞ。

ここで【あなたが何者でもあって読者さんには関係ない】といった本当の理由をお伝えするとあなたにはあなたの、読者さんには読者さんそれぞれの悩みがあるということ。
あなたが考えている悩みは読者さんが考えている・感じている悩みではないということ。
だから、相手の事を知る・考えることが何より大事なんです。読者さんの事を知り、読者さんが何を考え、何に悩んでいて、それをどのように解決できるかを提案してあげることがめっちゃくちゃ重要。
だから、自分が書きたいことを書いちゃダメなんです。
行動を起こして欲しい部分
こちらが最後ですが、上記2つの事が根底にないと【解決法を提示できない】んですよね。
商品やサービスを売るのは、売り上げを上げたいからというあなたの私利私欲じゃなく【読者さんの悩みを解決するために】行いましょう。ここで勘違いして欲しくないのはあなたのビジネスが止まれば読者さんを守れなくなるので、利益を出すのは必要。
ここでも、重要なポイントについて触れていきます。
【読者さんは記事をちゃんと読んでくれない】
【読者さんは説明しただけじゃ買ってくれない】
ということを覚えておく必要があります。
「分かりましたね?ではどうぞ→(商品リンク)」というスタンスじゃ足りないんです。
どれだけ読者さんの背景を考えているか、それだけ読者さんの悩みを理解しているかがポイント。
ではどのような部分に気を付けたらより読者さんが実際に行動するようにできるか大きな差を生みます。
重要なポイントは
- 興味
- 悩み
- 損得
- 集団心理
- 承認欲求
- 特別感
です。これらを満たすような文章(一言)を書くためにはこの記事でこれまでに紹介してきた内容を活かす必要があります。是非取り組んでみてください。
追伸
あなたはメルマガの追伸部分はいつも書いていますか?もし、追伸を書いていないのであればそんなもったいないことはありませんよ?
なぜなら、この追伸部分は本文の追記という意味の他に本文とは全然関係ない事柄についても書けるから。ブログの場合は1記事1テーマというルールがあって、テーマ以外の事を書くと脱線してしまい全体のバランスが崩れてしまう恐れがあります。
例えば、メルマガ本文でノウハウについての話を書いたとしましょう。最後の方で本文に対する感想が欲しいと促したとします。これだけだと読者さんによっては物足りなく感じる人もいます。
その場合はあなたの近況であったり、次のメルマガが読みたくなるような一言を入れ込んでおくと呼び水になってくれます。
また、全然関係ない内容でもOK。全然関係ないように見えてもこちらの意図次第で商品を紹介したりすることができるチャンスになるんです。
例えば、おれは日本酒が好きです。日本酒の話をすることでもしかしたら読者さんが日本酒に興味を持つかもしれない(元々好きならさおさら、共感も得られるかもしれない)。
その酒造の蔵元さんの取り組みが素晴らしいと紹介することもできますし、メルマガを受け取っているのなら定期的に購入を促すような仕組みがあったのでいいですよとか感じたことなどを絡めて紹介することもできます。
このようにチャンスに変えることができる追伸というポイントを逃さないようにしてみましょう。
まとめ
たった一言で読者さんを行動させることができる方法はご理解いただけましたか?
キラーポイントとなるコピーライティングは【たった一言】ですが、そこに至るまでの過程(読者さんの悩みや背景を知り考えること)がとても重要です。
是非この記事を読み日々の作業に活かしてくださいね。
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